FTMOは2015年に設立されたチェコ・プラハのプロップファームで、現在の評価モデルを形作った会社として広く知られています。トレーダーは1回限りの参加費を払って評価を受け、合格するとFTMO Accountが付与され、生み出した利益の一部を報酬として受け取ります。
重要: FTMO Accountはシミュレーション(模擬)資金を使います。実際の市場でFTMOのお金を運用するわけではなく、模擬取引の成績にもとづいて報酬が支払われます。実際に負う金銭的リスクは参加費です。
評価の仕組み
FTMOには2つのルートがあります。2ステップは定番のルートで、FTMO Challenge(利益目標10%)とVerification(利益目標5%)の2段階です。どちらも1日の最大損失5%、最大損失10%(固定式)、各段階で最低4取引日が条件です。1ステップは利益目標10%の1段階のみですが、リスクルールはより厳しく、1日の損失上限3%、日末残高に追従するトレーリング式の最大損失10%、そして1日の幸運な勝ちで結果が決まらないようにするベストデイルールがあります。どちらのルートにも期間制限はありません。
費用と返金
$10Kの2ステップチャレンジの通常価格は約€155で、口座サイズに応じて上がります(これより安いキャンペーンが実施されることもあります)。2ステップの参加費は初回の報酬と一緒に返金されますが、1ステップの参加費は返金されません。月額料金などの継続的な費用はありません。
報酬とスケーリング
報酬は、FTMO Accountで最初に取引した日から14日目以降、口座が利益を出していてポジションがない状態であれば、いつでも申請できます。2ステップの利益配分は80%から始まり、スケーリングプランで90%に上がります。スケーリングプランでは、安定して成績を出すトレーダーの口座残高が4か月ごとに25%ずつ増え、最大$2Mまで拡大できます。スケーリング前の資金は、1トレーダー・1戦略あたり$400Kが上限です。
プラットフォームと取引ルール
FTMOはMetaTrader 4、MetaTrader 5、cTrader、TradingViewに対応しています(DXtradeは2026年3月に新規口座向けの提供を終了)。EA(自動売買)は利用可能です。Standard口座では、FTMO Accountに進んだあと、特定の指標発表の前後2分間の取引と週末のポジション持ち越しが制限されます。Swing口座を選べば、レバレッジが1:30に下がる代わりに、どちらの制限もなくなります。
FTMOは自分に合っているか?
参加費の安さよりも、運営実績と明確に文書化されたルールを重視する方に向いています。指標発表時に取引したい方や、数日間ポジションを持つ方は、最初からSwing口座を選びましょう。

