ロット計算:1回の取引でどれだけの数量を持つべきか
ロット計算(ポジションサイジング)とは、1回の取引をどれくらいの数量にするかを決めることです。長期的な成績に対しては、「完璧なエントリーポイント」を探すことよりも重要だとさえ言えます。
必要な3つの数字
正しくロット数を計算するには、口座残高、リスクとして許容する割合(1%ルールのガイドをご覧ください)、そしてエントリー価格から損切りまでのpips幅という3つの数字が必要です。
基本的な計算
まず、口座残高×リスク割合でリスク額を金額で求めます。次にその金額を損切りまでのpips幅で割り、1pipあたりのリスク額を出します。そこから、その1pipの価値に対応するロット数を計算します。
かんたんな例
口座残高2,000ドル、リスク1%(20ドル)、損切り20pipsの場合、1pipが1ドルになるポジションが必要です。主要通貨ペアであればおよそ0.1ロット(ミニロット)です。同じ20ドルのリスクで損切りが10pipsであれば、1pipが2ドルの価値になるため、より大きな数量を持てます。
「勝ちトレードを当てる」より重要な理由
勝率の高い戦略であっても、ロット数が一定していなかったり大きすぎたりすれば口座は破綻しかねません。正しくロット数を計算しておけば、連敗しても口座は急激に崩れるのではなく、予測できる範囲で緩やかに減っていきます。
ポイント
ロット数は、許容リスクと損切り位置にもとづく計算の結果であるべきで、感覚や「なんとなく妥当に見えるきりの良い数字」で決めるものではありません。
