1%ルール:1回の取引でどれだけリスクを取るべきか
1%ルールとは、1回の取引で口座残高の1%を超えるリスクを取るべきではないという、広く知られた考え方です。重要なのは正確な数字そのものより、資金を守るという原則です。
なぜ1%なのか
1回あたりのリスクが1%であれば、口座を半分に減らすには約20連敗が必要になります。起こりにくいとはいえ、あり得ない話ではありません。1回あたり5%や10%のリスクを取っていれば、同じ規模の減少がわずか数回の負けで起きてしまいます。
実際の使い方
エントリー前に、口座残高の1%を金額で計算します。そのうえで逆算し、損切りまでのpips幅から、損切りに達したときの損失がその1%程度に収まるようなロット数を決めます。
絶対のルールではなく出発点
経験を積んだトレーダーの中には、セットアップへの確信度に応じて1回あたりのリスクを0.5%から2%の間で調整する人もいます。ただし、1回の取引でそれを大きく超えるリスクを取るプロはほとんどいません。
どの取引よりも重要な理由
どの取引の結果も保証されていない以上、1回の取引が口座に深刻なダメージを与えられるようであってはいけません。1%ルールは、不運な連敗や判断ミスが、取引を続ける力そのものを奪ってしまわないようにするための仕組みです。
ポイント
口座残高の小さく一定の割合をもとにロット数を決めることは、安定して利益を出せるようになるまで市場に生き残るための、最もシンプルで効果的な方法のひとつです。
