レバレッジと証拠金:1:100の本当の意味
レバレッジと証拠金は同じ仕組みの表と裏の関係です。レバレッジはブローカーが提供するもので、証拠金はその見返りとして自分が差し入れるものです。
レバレッジとは
レバレッジは1:100のような比率で表されます。これは自己資金1ドルにつき100ドル相当の通貨を扱えるという意味です。500ドルの資金でレバレッジ1:100なら、5万ドル相当のポジションを持てます。
証拠金とは
証拠金(マージン)は、レバレッジをかけたポジションを建て、維持するためにブローカーが担保として拘束する自己資金です。手数料ではありません。ポジションを保有している間だけ担保として一時的にロックされる自分のお金であり、決済すれば解放されます。
トレードオフ
レバレッジは利益と損失を同じ比率で拡大します。レバレッジをかけたポジションで1%有利に動けば、実際の入金額に対する利益率ははるかに大きくなります。しかし1%逆行した場合の打撃も同じだけ大きくなります。これが、高いレバレッジが初心者にとってよりリスクが高い理由です。
レバレッジ上限は規制当局によって異なる
FCAやASICのような厳格な当局は、まさにこのリスクを抑える目的で個人顧客のレバレッジに上限を設けています(主要通貨ペアで1:30程度が一般的です)。一方、オフショアのブローカーの中にははるかに高いレバレッジを提供するところもあります。
ポイント
レバレッジは口座残高より大きなポジションを取ることを可能にしますが、相場そのもののリスクを変えるわけではありません。変わるのは、そのリスクが自分の入金額に対してどれだけ拡大されるかという点だけです。
