トレードにおけるFOMO:なぜ追いかけてしまうのか、どう止めるか
FOMO(Fear Of Missing Out=取り残される恐怖)とは、価格が急速に動いているのを見て、機会が過ぎ去ってしまうように感じ、思わずエントリーしたくなる衝動のことです。多くの場合、何の計画にも沿わない取引につながります。
FOMOが起きる理由
大きな値動きを目にすること、特に多くの人がそれを話題にしているときには、参加したいという強い感情的な引力が働きます。相場が動いている最中にチャートを見つめ続けたり、動きの速いSNSの投稿を追ったりしていると、この傾向はさらに強まります。
判断を誤りやすい理由
FOMOによるエントリーは、通常の手順を飛ばしがちです。そのセットアップが自分の戦略に合っているかを確認し、正しくロット数を計算し、適切な損切りを置く、という一連の流れです。すでにしばらく進んだ値動きを追いかけることは、短期的な天井付近、つまり反落の直前で入ってしまうことも意味します。
対処の仕方
エントリー条件をあらかじめ書き出しておくと、どれだけ魅力的に見えても、その値動きが自分のセットアップに合っていないことに気づきやすくなります。計画した取引時間外は、リアルタイムの値動きを見る頻度を減らすことが有効だと感じるトレーダーもいます。
ポイント
FOMOは個人的な欠点ではなく、ごく自然な感情反応です。目指すべきはFOMOを一切感じないことではなく、それが計画のない衝動的な取引に変わらないような手順を持つことです。
