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通貨ペアの相関:見えにくい二重のリスク

通貨ペアの相関とは、2つの通貨ペアがどの程度連動して動くかを表すものです。同じ方向に動きやすいペアもあれば、逆方向に動きやすいペア、ほとんど関係のないペアもあります。

正の相関と負の相関

正の相関にあるペア(EUR/USDとGBP/USDなど)は同じ方向に動きやすく、多くの場合、共通の通貨を含むか、似た経済的影響を受けているためです。負の相関にあるペア(EUR/USDとUSD/CHFなど)は逆方向に動きやすくなります。

見えにくいリスク

強い正の相関を持つ2つのペアで同じ方向のポジションを持つことは、実質的には1つのポジションのロット数を倍にするのとほとんど変わりません。相場が逆行すれば、両方のポジションが同時に損失を出します。見た目には分散された2つの別々の取引に見えていてもです。

ロット計算にとって重要な理由

相関を意識していないトレーダーは、相関の高い複数のペアを同時に保有しているというだけの理由で、自分のロット計算ルールが許す以上のリスクを、ひとつの相場変動に集中させてしまうことがあります。

ポイント

複数のポジションを持つ前に、それらのペアに相関がないかを確認しましょう。相関の高い2つの取引を独立した2つのリスクとして扱うことは、想定よりはるかに大きなリスクを知らないうちに抱えてしまう典型的な原因です。

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